2007年10月20日
論理学について興味深いお話
論理学とは、論理を研究する学問といいます。
今日はこのようなことについて考えました。
古く、論理学は、狭義の哲学の一分野であった。現在では数学的性格がより強い論理学(記号論理学、または数理論理学)と、記号論理学でない論理学とに分化している、と言える。
記号論理学に属する論理として例えば命題論理、述語論理、様相論理、直観主義論理、量子論理がある。 記号論理学は論理を単なる記号操作として扱う事に特徴があり、記号操作で表せないものは記号論理学では決して扱うことができない。 たとえば、帰納法を記号論理学は定式化できない。
弁証法なども、「論理」なのであるが、論理学における論理とは異なる。これらは、論理と言うよりむしろ理論である。
アリストテレスの三段論法
学問としての論理学をヨーロッパで最初に完成させたのはアリストテレスである。西洋では、思考の中から「概念」や「観念」を捨象し分析し研究する、形式論理学が古代、中世、近世を通じて形成され、発展してきた。アリストテレスはギリシャ語で言語、論理を意味するロゴス(λόγος logos)から「ことば」の学としてのロギカ(ギリシア語の形容詞 λογικ logica)を構想した。現代のヨーロッパ各国語で論理学を意味する語はみなこの語に由来する。アリストテレスは「大前提」、「小前提」、「結論」という三つの命題の組み合わせによる推論規則としての三段論法(gr. syllogismos)について講述した。
アリストテレスの著作は中世西ヨーロッパには完全に伝わらなかったため、初期スコラ哲学まではアリストテレスはもっぱら論理学者として理解された。とくに重要となった源泉はポルフィリオスによるアリストテレス注解であり、スコラ哲学における論理学書は多くポルフィリオス注解の形で書かれた。学校が整備されるようになると、論理学は自由七科の一部門として専門諸学を学ぶ前の予備学として教えられた。中世ヨーロッパの重要な論理学者にはボエティウス、アベラルドゥス、オッカムのウィリアムなどがいる。
カントが論理学を「アリストテレス以来進歩もなければ 後退もない、いわば完成された学問」と呼んだことからもわかるように、アリストテレスの論理学は以後長い間、大きな変更を受けることなく受け継がれた。その体系に対する根本的な変革は20世紀のラッセルらの登場を待たねばならなかった。
ライプニッツの「普遍言語」
近世においてはライプニッツが今日の数理論理学の先駆となる「普遍言語」を構想した。これは多種多様な自然言語に対して、命題の統一的記述を与える人工言語の構想である。ライプニッツ=ヴォルフ学者に属する哲学者バウムガルテンは、伝統的な上級認識能力すなわち理性の論理学に対して、下級認識能力の論理学としての感性学を提唱し、これをギリシア語で感覚を意味する aisthesis によって aesthetica と名づけた。ここから今日の美学が哲学の領域として確立していく。
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